お土産お菓子の世界
だいたいどこの観光地にも、
その土地の名物をむりやりお菓子にしてしまったような、、、
『ザ・お土産菓子』とでもいうべき、あきらかに観光客目当てに
作られたお菓子というものがある。
たとえば、北海道の夕張だと、メロンの産地だということで
そのメロンをクッキーにしたりキャラメルにしたり、、、
山梨だとモモの産地なので、何でもかんでも、饅頭でもゼリーでもモモで
ついでに武田信玄も山梨人だということで、強引にも『信玄モモ』という名のお菓子まで
売り出してしまう始末。(ちなみに信玄との関連性はまったくもってなさそう)
ほかにも静岡のうなぎパイとか、青森のりんごパイとか、、、いずれも
当地の製菓業者のみなさんの涙ぐましい努力を感じる商品ではある。
でも。同じお土産菓子であっても、上に書いたようにその土地の『特産品』が
食べ物である場合は、まだ、よい。なんとなく味が想像できるし、素材が
産地だけあって良いので、わりかしおいしかったりする。
いちばんこまるのが、その土地にまつわる、食品以外のもの、、、
それを無理やり、抽象的に抽象的に、、、『お菓子」として表現したものであろう。
わが下関の場合だと
宮本武蔵と佐々木小次郎の決戦の地(巌流島)をイメージして
某業者さんが『おそいぞ、武蔵!』というネーミング的には非常に面白い
お菓子を売り出したのだけど、、、。東京の友達に渡すと
「・・・どらやきだね」とつぶやかれてしまった思い出がある。やはり
『下関のお土産!』として渡され、そこに『武蔵』という名が踊っていると、、、
なんとなく、「ただのどらやき」では納得のできぬものがあるらしい。
河豚でも入ってるのかと思った、、とは別の友人の談である。
同じように、、拍子抜けした、、という意味で非常に印象深いお土産お菓子。
今日はこれをご紹介したいと思います!
じゃじゃ~ん!大分市にて自ら購入してしまいました~!
黒に近い濃紺の、、豪華なビロード張りの箱!
なにやら赤いプリントで英語がかいてある!
この箱の怪しさ、、いや、失礼、面白さに引かれて購入しました。
箱をあけると、、
かの聖フランシスコザビエルが大分にも布教にきていたということに
ちなんで開発されたお菓子なんですね~。
〔その名も ざびえる)
中身はこんな感じです。
ビスケットとバターケーキの間?のようなもさっとした生地のなかに
南国九州らしく、サツマイモの餡が、これでもか!!というくらいはいっている、、
非常に濃厚な、、けれど、ザビエルとの関連性はあんましなさそうな
お菓子。ザビエルが母国・スペインにこういうお菓子があるのかどうか
不明ですが、、、正直言って、、、う~ん、あまりおいしくはありませんでした。
なんというか、、、餡子が、固い!んです。そして、、、甘いんです!
中東やインドなんかにでかけていって、地元のお菓子の猛烈な甘さに
悶絶することがありますが、ああいう甘さを思い出してしまいました。
でも、、、もったいないので、毎日、濃いコーヒーといっしょに1つずつ
なんとか全部おいしくいただきましたが、、、。箱のインパクトも工夫も
実に面白いのに、中身がねえ、ちょいと・・というのが感想。でも
いずれにしても、上にも書いたように、こういったお菓子というのは地元の業者さんの
汗と涙の結晶(のはず)。これからも、凝りもせずに
いろいろ買って食べてみようと思います~。
そもそも御菓子なんていうものは
家にいるときに近場のお菓子屋さんで食べきれる分だけ買うのが
いちばんいいのはわかってますが、、、お菓子との出会いも、旅の楽しみの
ひとつではありますからして。
もちろん、土佐の「かんざし」とか
長崎の『九十九島せんぺい』とかおいしいものも
たくさんありますし!!
ちなみに、そういう私ですら、絶対に買わないお土産お菓子があります。
勇気を出して書きますと・・・広島の、もみじ饅頭!
あれは、、、ちょっと本当に深刻にまずい!と思うのです。特に
カスタードとかジャムの入ったもの。昔の餡子タイプのものはそれなりに
おいしかったはずなのに、、、なぜ??
広島土産で今もたまにいただきますが、、、、どうにもこうにも、、、。
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