三段壁~和歌山
和歌山、白浜町の名所、三段壁です。
青い海にそそりたつ、50メートルの断崖絶壁。
その昔は
地元の猟師たちが、通過する船や、魚群の「見張り壇」に
使っていたのが、転じて「三段」になったということだとか。
初めて現地に行ってみて、その雄雄しさに感激するものの、、、
う~ん、どうしても
三段壁、というと「自殺の名所」という印象がぬぐいきれません。
今でも年間20名は自殺志願者が保護されるというのですから
なにか、、引き寄せられるものがあるのかもしれませんね。
私のように自殺なんぞする気がなくっても、、。
この高さから青くうごめく海を眺めていると、、フラフラクラクラ、、、。
「命の電話」だの「早まるな」だのいう自殺希望者への警告看板が
目に付きますが、、、そんなものを建てるくらいなら
「柵」を設置すればいいのに、と思うんですが、なぜか柵はなし。
ちなみに、この断崖の地下には、
「三段壁洞窟」というのがありまして、これは平安時代このあたりで
幅をきかせていた「熊野水軍」の
隠れ家だったとか。
この熊野水軍って 源氏と平家の壇ノ浦の合戦のときに、
ここから船団をつらねて、壇ノ浦〔山口県下関市)まで
源氏の援護にいったというのですから、、驚きです。
昔の人のほうが、今の人よりも 距離や難路をも気にせずに
ダイナミックに、日本を北に南に動き回っていたんだなあ、、、と
しばし、呆然。この青い海と白い波を超えて
しかし、しかし、しつこく、自殺の名所という話に戻りますが、、
ここから、こんなとんでもなく高い場所から、あの痛そうな岩場に
飛び降りる勇気があれば、この世の大概の苦しみに、
立ち向かっていくことができそうなものだと
思うのですが、、、どうなんでしょうね。
ああ、こわかった。
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